たれ目のあの俳優は
ウィリアム・ボールドウィン

ハの字を書いたような眉、タレメ、この泣き笑い顔、一度見たら忘れられません。
アメリカのスターの条件でまず軍服の似合うこと、大統領ができること、野球選手ができることとはよくいわれる話ですが、彼はまず満たしているでしょう。
生まれはニューヨーク州ロングアイランド。
ニューヨーク州立大学で政治学を専攻大学卒業まで政治家志望でした。
いまでも政治団体や環境保護団体に籍を置く知性派。
父方にイギリス、アイルランド、スコットランド、母方にフランス、ドイツの血が流れるという、いわば典型的アメリカ人29歳。
ウィリアム・ボールドウィンがハンサムといわれるのには少し?ですが、ナイーブでやさしそうなルックス、たくましいというより、がたいのいいからだ、やさしく親しみやすい雰囲気で女性ファンは多いです。
ウィリアムが俳優になったきっかけは、『レッド・オクトーバー』で一躍スターになった兄、アレックの影響です。
兄がハンサムで正統派なのに、弟は調子良く、デビューは遅いわりには、抜いてしまいます。
弟のほうがプレッシャーに強く、なんなく大役をこなしてしまう強みがあります。
ウィリアムは6人兄弟のなかで自分を「ちょうどスイスみたいなもの」と称していますが、みんなの意見を聞き中立をとるあたりのバランス感覚の良さが、俳優としての役どころに良く生かされています。
ちなみに『バックドラフト』では、兄弟の葛藤に苦悩する弟を演じていますが、実生活ではアレックともいたって円満で、よく電話しあう仲だとか。